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■研究内容(政治経済学部 ゼミナール便覧より)

アジア通貨危機、EUの経済通貨統合、わが国金融ビッグバンなど、近年の経済事象は国際金融論と大きく関連しています。本ゼミは、こうした経済事象を分析することを目的に、そのツールとしての理論体系の習得に加え、制度比較、実証分析などを行っています。理論と現実の双方を理解するために、複数のテキストを輪読し、配布されたプリント等をもとにディスカッションを行います。文献は随時指定します。

 本年度前期は、バブル崩壊後の日本経済、金融危機とコーポレートガバナンスの変化について、文献を輪読、発表すると同時にディスカッションを行いました。後期においては、日米欧の金融政策について、理論と実際について研究しました。外書購読では、G.Mankiw, Macroeconomicsや、アジア通貨危機発生のメカニズム、ユーロの金融政策に関するIMFペーパーやECBペーパーなどを輪読しています。